『モモ』 〜読書〜
「モモ」です
有名な児童書で時間泥棒の話ですよね?、タイトルは知っていたのですが、初めて読みました😅
映画化されていますが、これも観ていません
著者のミヒャエル・エンデは、ご存知の方も多いと思いますが「映画ネバーエンディングストーリー」の原作者ですね
どちらもファンタジーで、私の好きなジャンルです❤️
ファンタジーって時々、哲学的なメッセージが有ると思うんです
この「モモ」もそう感じる部分が所々に有りました
例えば
モモの道路掃除夫ベッポの言葉
〜一度に道路全部のことを考えてはいかん、わかるかな?次の一歩のことだけ、次のひと呼吸のことだけ、次のひと掃きのことだけを考えるんだ。いつもただ次のことだけをな〜
マイスター・ホラの言葉
〜時間というものには、始めがあった以上、終わりもある。だが終わりは人間がもはや時間を必要としなくなった時に、初めてやってくるのだ〜
終盤には
『ほんとうの時間というものは、時計やカレンダーでははかれるものではないのです』
という文章が書かれています
訳者の大島かおり氏はこの物語のテーマになっているのは『時間』
だとあとがきで述べています
私はもう一つ、『死生観』も含まれている様な気がして、色々考えさせられる事が多い物語でした
皆さん、秋の夜長にファンタジーなどいかがでしょうか?🍁📕
今日も一日お疲れ様でした